近代仏教の流れと現況
時 代 主な出来事
江戸時代 ◆「寺院法度」の発布により、本寺末寺の関係、寺格の区別
僧侶の階級などすべてが幕府の統制と保護下に置かれる。

◆各人の所属する宗派や寺院を決めて、所属寺院から
檀家であることを証明する寺請証文を取った。
明治時代 ◆「神仏分離令」により、廃仏毀釈の運動が起きる。
 神社が独立し、各地で寺院、仏像などが破壊される。
大正、昭和初期 ◆軍国主義の風潮から、社会の秩序や家の権威を守る
 供養に専念する。
◆昭和14年、宗教団体法を制定して管理を強化する。
戦後
◆昭和20年、ポツダム宣言により、信教の自由が保障
 される。又国家と神道との分離を命ずる。
◆宗教団体法を廃止し、宗教法人令が実施される。
◆敗戦から国家や社会、家の秩序や権威は崩壊する中、
 積極的な活動ができず既存仏教は衰退する。
◆憲法で信仰の自由が保証され、浮動人口の増加に伴い
 新興宗教がたくさんできる。
◆農地改革により、地方寺院は経済的打撃を受ける。
◆戦後三十年余りを経て寺院はほぼ復興して現在に至る。

◆現代仏教の問題点
  ※檀家制度の確立によって寺院の経済基盤ができましたが、そこに甘んじて
    本来の仏教活動ができていません。布教も当然のことながら疎かになり、
    大衆の仏教離れが加速しています。
    また、少子化や過疎化によって田舎寺院と都会寺院の経済的な格差も
    目立つようになってきました。
    寺門を広げ、敷居を低くして人が集まりやすい環境を作る努力が必要で
    すし、葬式や法事だけに傾倒している現況を打破して、本来の仏教を
    生かし魅力あるお寺にしなければならないと思います。



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