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◆般若心経


般若心経は「大般若波羅密多経」いわゆる「大般若経」600巻の肝心な部分を要約して説いたものであると
言う説が一般的です.経典の中で最も短かいお経ですが、ありがたく大切なお経です.
たった262文字〔全276文字〕の中で仏教の真髄が説かれ、人生の智慧が語られています.

ですから一部の宗派を除いて、ほとんどの仏教宗派で読まれています。私達が現在読んでいる般若心経は、
中国の玄奘三蔵が649年に梵語から漢訳したものです.当時から「ギャティ、ギャティ、ハラギャティ、ハラソー
ギャティボウジソワカ」だけはそのまま読んだ方が功徳があるので訳されなかったそうです.


文字が読めない人でも般若心経を読めるように、江戸時代に絵文字で書いた絵心経が考案されています.
身近なものを描いた絵で、経の字句の音を表現したものです.


不思議な霊力を持った般若心経の功徳は、遠い昔より先人によって実証されてきました。
現代社会においては呪術的なものより、精神的よりどころとしての写経や読誦することで精神の安定と
集中に効果が得られます.

また、写経は自分の心を浄化するので、故人の供養の為に心を込めて写経したものを菩提寺や墓に奉納
されると、よりいっそうの効果があることでしょう。

私が最初に覚えたのも般若心経です。中学生の時にある程度覚えていたのですが、完璧に覚えたのは
高校生の時です。仏教系の高校でしたから朝の朝礼の時に般若心経を唱えるのです。
それで一ヶ月もすれば完璧に言えるようになっていました。

普通に唱えると二分余りの短いお経です。しかしそこには不思議な魅力と充実感があります。
これほど多くの人に親しまれ読まれているお経は般若心経をおいて他にありません。

機会があれば般若心経について、またその心について書いてみたいと思っていたのです。でも浅学な故に
臆病になっていたのですが、思い切ってその心に触れて行きたいと思います。


般若心経は空」の思想を解き明かしたものと云われています。そんな難しいことは私にはよく説明
できませんが、ここでは現代に生かすべき「般若心経」の心を私なりに解説して行きたいと思います。
予定では八回ぐらいを目標にしています。どうぞよろしくお願いします。

 
   
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